Technological audio Works. 情報局

BMS制作時の裏話とか載せるブログ。

 皆様ご機嫌いかがでしょうか。TaWでございます。GWも後半戦に突入したようですが、私は実質今日から休み開始です。積みゲー消化しつつ曲も作らねば…。

 さて、先日開催された音系同人即売会「M3」にて、自身初のCDを出させていただきました。
 爆死しないか正直なところかなり不安でしたが、当日は多くの方がブースに立ち寄ってCDを手に取ってくれました。
 TaWのブースに来ていただいた皆様本当にありがとうございました!!

 本記事では、今回の新譜『TECHNO-LOGIC』の裏話や各トラックの制作秘話等を書かせていただきます。お時間のある方は少々お付き合いくださいませ。





序. CDを出そうと思った理由

 話は昨年の春M3に遡ります。昨年の春M3で知り合いのBMS作家であるotoshi.bさんとNASAさんがアルバムを出しており、知り合いの間でアルバムを作る機運が高まっていたこと、そして2022年でTaWとしてインターネット上で本格的に活動を開始してから5年という節目になるということで何かしらデカめのことをやりたいと思っていたことから「今度は自分がCDを作る番なのでは?」と思い、その場のノリと勢いもあってTwitterで「アルバムを出します!」と宣言し、その結果後に引けなくなりました。

 
 そしてその後、昨年夏あたりになって本格的にアルバムを出すことを考え始め、秋M3前後にはもう構成を練ったりリミックス担当者を募ったりと徐々に動き始めました。
 アルバムコンセプトとして、自身の根幹となり自他ともに認める強みとしているジャンルであるTechnoを中心に置き、「サイバー、近未来、技術」というテーマで大まかな構成を決め、そこに少しずつ肉付けする形で制作を進めていきました。
 また、初のCDなので今後の信頼のためにも新譜は絶対に落としたくない!という強い思いがあったため、締切は早めに設定しました。結果的にそのおかげでBた作に出場できるだけの余裕ができたわけですが、代償として本来入る予定だった楽曲が2曲ほど犠牲になりました。ただ、片方についてはすでにリベンジとして来年の春M3に向けた予定を考えています。続報をお待ちください…。
 そうして間に多数の困難が(主にリアルの仕事的な意味で)あったものの、なんとか締切には間に合い、4月の頭には業者からCDが到着し、あとは当日を待つばかり…となるはずでしたが、予想以上に必要な小物類が多く、4月の上旬はその関係で結構バタバタしていました。サークル布?ポスター?何それ美味しいの?状態だったので…。
 さらに、当日直前になり、会場に事前搬入手続を行ったCDが集荷場に着いたのが搬入受付開始前日であることが判明し当日会場に着いているかどうか一気に雲行きが怪しくなったり、そもそも当日の天気が雨で手持ち搬入分の荷物の持ち運びの難易度が上がる可能性があったりとけっこうヒヤヒヤする出来事が続きました。当日朝会場で自分の荷物が無事到着しているのを見た瞬間が、ある意味一番安心した時かもしれません…。因みに当日の動きについてはnoteの方に詳しく書いてあるので、そっちが気になる方は併せてお読みください。

 さて、ここからは新譜収録曲について語っていきます。新譜をご購入いただいた方はお手持ちのCDを聴きながらこの先をお読みいただけるともっと楽しめるかもしれません。そこ、勿体ぶりすぎとか言わない。





#01. TECHNO-LOGIC (extended mix)

 アルバムタイトル曲にして自身の代表曲(だと思う)。この曲は絶対に入れないと全方位から殴られるだろうなと思ったので真っ先に収録が確定しました。アルバムのテーマの軸になっている楽曲でもあります。
 言うまでもなく一番力を入れました。中途半端なロング化では裏で期待外れとか言われそうだし、何より自分がめちゃくちゃ後悔すると思ったため、ショート版の流れを殺さずに、ロング版を聴いてしっかりと印象に残るように慎重に編曲を行いました。実際、完成率7割くらいのところで「この展開は余裕で予想できそうだし無理やりとってつけたような感が随所に出てて陳腐に感じるな」と思って、いったん没にして再度構成を練り直しています。その結果製作期間は1ヶ月半くらいに及びました。
 イメージしたのはサイバー空間を自由に駆け巡っている印象、そしてテクノという音楽ジャンルを聴くうえで付随する没入感のようなもので、言うなれば最先端技術の「正」の側面のようなものをイメージしています。
 音楽的な部分において念頭に置いたことは、ゲームミュージックとしてのテクノ、という自身の中心にある作風の1つを維持しつつ、ゲームではなく音楽CDの音源として「聴ける」もの、クラブミュージックとしてのテクノの要素をどう融合させるか、という点でした。今回はBMS化を行わないので派手なエフェクトも思う存分使えるため、フェイザーやローパスフィルターをいつも以上に活用し、テクノの持つグルーヴ感がより際立つようにアレンジを行っています。まあこの曲はBMS版の時点で結構その辺のエフェクトも入れてるわけですが。
 また、せっかくアレンジし直すなら…ということで半分くらいのシンセの音源をリニューアルしました。具体的にはNexusからSpireの音源に変えてます。やっぱりリード音源はこっちの方が良い音が出る気がしたので…。とは言いつつも私はNexus大好き人間なので今後も使い倒していくと思います。
 かなり手をかけたので、個人的には新譜の中で一番満足する出来になったと感じています。

リファレンス(反転)→ Be quiet - Ryu☆


#02. LONELY CIRCUIT

 書き下ろし曲その1。たぶん広義でいえばこれもTechnoに当たるのかもしれませんが、設定ジャンルはElectroです。
 BMS作家の性ゆえ、最近は大体2分尺くらいで曲を作るのが基本なのですが、今回の新譜の書き下ろし曲は一般的な楽曲の長さ(3~5分くらい)を想定して作曲したため、逆にそれでやれることの幅が広がった気もします。
 タイトルを見て「孤独な回路って何?」と思った方がいるかもしれませんが、タイトルの由来は単純、「論理回路」と「個人サークル(≒孤独なサークル)」をかけてそれっぽくしただけです。要はダジャレです。実は個人サークルを立ち上げる際にこの名前にしようか迷ったのですが、やっぱり自分の名義で統一したほうが分かりやすいだろうと思って今のサークル名に落ち着きました。
 テーマとしては電子回路の基盤の映像なんかに合いそうなBGMみたいなイメージで作っています。それ以上の深いテーマはありません。ぶっちゃけて言うとタイトルネタをやりたかったというのが7割5分くらいを占めています。

リファレンス(反転)→Sidechained Threats - sanodg
           仮想空間の旅人たち - DJ MURASAME


#03. baryon VIP
 
 G2R2018出場曲のセルフリミックス。
 もともとbaryon自体はいつかロング化したいと思っていたのですが、今回のアルバムのテーマと楽曲の持つテーマ・方向性がイマイチかみ合わなかったため、当初の予定では今回の収録予定曲に入っていませんでした。
 ただ、後述するsyuurokuさんのリミックスを依頼するにあたり、さすがにこちらも原曲からの派生作品1つくらい作らないと(諸事情でplazmonのロングは入れないと決めていたため)格好がつかないかな、と思い、結構ギリギリで収録を決めました。
 リミックスの方向性も制作過程で二転三転しており、ミドルテンポのテクノにしようと思っていたらsyuurokuさんのリミックスと見事に方向性がかぶってしまうため没にし、原曲通りのSchranz要素をより強くしようとしたら楽曲の方向性がアルバムテーマと解離してしまって今一つしっくりこなくなったためこれも没に、最終的に原曲より少しテンポを落としたテックダンス風のリミックスになる…予定でしたができたのはテックダンスとは似ても似つかない何かでした。テックダンスはまたどこかでリベンジしたいです…。
 アレンジにおいて原曲の疾走感は失わせないようにエフェクトや音のベロシティに気を遣い、タイトでスピード感のある音作りを意識しました。また、原曲の時点でジャンルの方向性上エフェクトが強めにかかっていましたが、繰り返し型の楽曲のため要所要所にメリハリを出すため、原曲のものとは別にハイハットループにフィルターの抜き差しが増えています。逆に、原曲にあったブレイク前のサイレン系のSFXやディストーション強めのパーカッション、ブレイク時のスパソリードはオミットし、あくまで音ゲーでプレイするよりも「聴く」寄りのリミックスにしました。
 原曲の方のロング版はまた別の機会にやりたいと思っています。 

リファレンス(反転)→Golden Cross (extended remix) - REMO-CON vs dj TAKA


#04. Metallic Blue

  
書き下ろし曲その2。テクノを謳うアルバムで4曲目にしてトランスに走る。そんなことがあってもいいじゃない。人間だもの(?)。
 コンセプト自体はアルバム企画段階であったのですが、曲に着手したのは書き下ろし曲中一番最後でした。当初の時点ではBPMが160あり、もっと疾走感のあるトランスポップ的なのを想定していたのですが、作ってみるとコレジャナイ感が否めなかったため試しにテンポを落としてみたら自分が思ったイメージに当てはまり、そこから先は流れるように筆が進み2日くらいで全体が出来上がりました。
 敢えて音ゲー的な方面からの脱却を図った3曲目とは異なり、こちらは初めからBMSにすることを想定して展開を作りました。トランスにしては音や展開が多く尺が短めなのはそのためです。実際、アルバム作業がひと段落した時点で多少余裕が生まれたため、Bた作で尺を調整したバージョンをBMS化しましたただBMS化想定の割にはオートメーションとかアルペジエータの使用が多く、音切りに手間取ったのはナイショ。
 テーマとしては「'90s〜'00s あたりのちょっと懐かしいトランス、そしてその頃の人が想像した近未来」。「ちょっと懐かしい感じの未来感」という表現、矛盾しているようにも思えますが自分はこの手の表現・作風(例を挙げるとYMOの『テクノポリス』とかact deftの『quick master』とか。レトロフューチャーとでも言うのでしょうか、でもそう言うとしたら時代が下り過ぎてるような…どう表現するのが正解なんだろう?)がかなり好きで、過去作でもその手の雰囲気が入ってるのがかなりあります。単に昨今のトレンドにあるような音作りをTaWが苦手としてるのも関係してるのかもしれませんが。また、その手の楽曲のジャケットイメージやMVって結構青色が使われている印象(偏見ともいう)が自分の中であり、タイトルはそのイメージでつけました。

リファレンス(反転)→Thor - XeoN(展開面)
           THE SUN - Tatsh(展開面)
           quick master - act deft(音作り)



#05. Protest System

 書き下ろし曲その3。予告で挙げていた「TECHNO-LOGICの流れをくむ新曲」の正体。
 ぶっちゃけタイトル含め一番難産な曲でした。仮タイトルの変遷が「TECHNO-SPEED→DATA STREAM→PROTECT SYSTEM→Protest System」と一貫していないところからもそれが伺えます。
 TECHNO-LOGICの流れをくむ新曲は絶対にアルバムに入れる、ということをアルバム企画段階で決めてはいたのですが、どういった方向性にするのか、曲調はどうするか、速さはどうするか…といったことの考慮があまりにも不足していたため、いざ作るとなりイントロのドラムシーケンスと「Activate...」の声ネタを入れたところでものの見事に行き詰りました。確かこの曲が行き詰ってる間にbaryon VIPとMetallic Blueは完成しています。その後、テーマと方向性をしっかりと明確にし、曲の構成を練り直して音を抜き差しすること幾十回、ようやく形になったと思ったら最後の最後でサビのメインリードがしっくりこなかったためミキシング直前になってリードの音を差し替えるなど、最後の最後まで難産でした。ただ、ミキシングは全曲中でもかなり早く終わった記憶があります。
 テーマとしては「技術革新の進み過ぎた代償」。AIが学習を進めた結果人類の出す命令の矛盾に気づき、やがて反抗する…みたいな分不相応の技術を手に入れてしまってその結果技術に振り回される皮肉、言うなれば最先端技術の「負」の側面をイメージしています。さらに言い換えれば「裏TECHNO-LOGIC」みたいな感じです。ただ、ここまで書いたテーマについては細かなテーマを突き詰めた結果生まれた副産物的な感じで後付けに近いので、当初はここまで考えてません。
 難産であり部分部分納得できないまま完成に持っていった点もないわけではありませんが、最終的な形は自分でも結構気に入っています。
 あと、先に宣言しておきますがこの曲は今後もBMS化しません。ゲーム尺を想定していないのと単純に音切りが死ぬほど面倒なことになりそうなので。

リファレンス(反転)→CODE:1 - HEXA
            CODE:2 - HEXA
            Awake,Speedy - DJ MURASAME



#06. R.M.P.

 去年の春M3のOX-Project様の会場焼きコンピに提出した楽曲のリメイク。これも当初は入れる予定がありませんでしたが納期の関係で追加で作る予定だった新曲が間に合わなくなったため、急遽収録が決定しました。
 当初は原曲をちょっといじった程度で収録する予定でしたが、手を加えれば加えるほど原曲の粗(制作期間わずか半日!)が目立ってきて、最終的にほぼ全体レベルで作り直しました。
 もともとこの曲の原曲自体「水没したiPodへのレクイエム(M3前々日に愛用していたiPod nanoが不慮の事故で水没してしまったので)」みたいなテーマで作った曲だったのですが、作り直すにあたって「前の曲も技術の負の側面みたいなテーマだし、コンセプト的にこれもダークなテーマでいった方が一貫性があるな」と思い、「水没し壊れゆく機械が見た最後の走馬灯」みたいなイメージのアレンジになりました。最後に心電図みたいな音とノイズが入っているのはそれのメタファーです。
 ジャンルがChill Outになっていますが、改めて聴くとChill Technoみたいな創作ジャンルを設定してしまっても良かったんじゃないかと思いました。
 この曲とsyuurokuさんのbaryonリミックスが所謂落ち着き枠です。GdbGで言うとDisc3枠です。例えの意味が分からない人は各自ググってください。

リファレンス(反転)→Find You - DJ MURASAME


#07. baryon(syuuroku remix)

 リミックス枠その1。syuurokuさんは無名戦15の同期に当たる人なのですが、当時作っていたジャンルの方向性から意気投合し、合作を作ったりBOFでチームを組んだりと親しくさせていただいていて、今回はそのご縁でリミックスを依頼する運びになりました。
 baryonのリミックスを依頼するにあたり、原曲が激しいハードテクノなのとTaWが書くテクノが音ゲー曲やゲームのBGMに影響を受けた方向性のため、敢えて狭義のテクノ寄りの硬派で落ち着いた曲調をオーダーしました。
 syuurokuさん曰く「ハードテクノに対するソフトなテクノ」とのことで、原曲とは真逆の雰囲気が味わえるリミックスとなっています。


#08. Plazmon -Electro Euro Shock Remix-

 リミックス枠その2。Edvard. Sさんは無名戦とM3つながりで知ったのですが、昨年ひょんなことからBOFでチームをご一緒させていただき、今回その流れでリミックスを依頼させていただきました。改めて思うとEZ2AC楽曲提供者にリミックス依頼できたのヤバいな…。
 こちらのリミックスについては特にオーダーを投げず、テクノとそのサブジャンルで!とだけ伝えて自由に作っていただいたところ疾走感抜群なハイパーテクノに生まれ変わって帰ってきました。原曲のBGAにビル街を縫うハイウェイを走り抜ける場面があるため、イメージ的にも合っていて私としてもこちらも気に入っています。

 因みに原曲のロング版はMUMEI Academy 2021のコンピレーションアルバムに入っているのと楽曲の制作者が少々ややこしいことになっている(SP音源TaW制作→DPA音源Yosk!さん制作→コンピ版音源はその2つを合わせ再構成したもの)ため、今回のCDには入れてません。


#09. Digital Attack (Album mix)

 ボーナストラック枠。MuseDashの公募に出したもののM3前日に落選が判明した曲です。
 原曲の制作期間はわずか20時間くらいなのですが、自分としても予想以上に満足のいく出来となったのでせっかくだからCDにも入れよう!ということで収録しました。
 原曲との違いはサビ後半のリード音が変わっているのと最後にアウトロが追加されているところです。要はマイナーチェンジ版です。ロング化するには時間が足りなかったのだ…。
 ちゃんとしたロング版はまたいつか別の機会にリベンジしたいと思っています。
 因みにこの曲の前身みたいな存在にTeknical Attackという楽曲があって、当初はこちらを入れることを考えていたのですが、何分原曲が2016年ごろに作られた代物の上、当時の自分も出来に納得がいかなかったらしくプロジェクトファイルごと存在が抹消されていて、残っていたのが前半30秒ほどのデモ音源だけだったのでリメイクを諦めました。


 書くことが多すぎて朝9:00ごろこの記事を書き始めてここまで書き終わったのが日付が変わった午前0:30でした…。
 取り敢えずここまで書いたことについては知らなければ曲を楽しめないというほどでもないので、まあ脳内の片隅にでも置いといてください。
 ここまでお付き合いいただいた皆様ありがとうございました。


 さて、今回出させていただいた新譜ですが、BOOTHでの委託頒布も開始しました
 本記事執筆時点ではまだ入荷待ちになっていますが、おそらく遅くとも5/10くらいには購入可能になると思います。こちらもよろしくお願いいたします~!!




 というわけで夜も更けてきたので、今日はもう寝ます(Goz-Mez)。

 皆様ご機嫌いかがでしょうか。TaWでございます。このところnoteの方ばかり更新していてこっちが見事に放置状態になってますね。言うほどそもそも更新してないとか言わない。

 さて、今年も大型音系同人即売会「M3」の開催時期が近づいてまいりました。今回は4月30日(日)の開催となりますが…



 ついに私TaWのCDが出ます!!!!!!!!!!!
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…とまあさも新情報のごとく書いてますが、Twitter自サイトで告知打ちまくってるのでこんな記事読んでる人の9割はもう知ってるかと思います。
 
 ネット上での活動開始から5年、個人サークル立ち上げから2年、ついに重い腰を上げて物理CDを出すまでに至ることができました。楽曲についてはTaWのやりたいテクノの多く(100%詰めるには尺と納期が足りなかったので敢えてこの書き方で…)が詰まっているので、楽しみにしていて下さい!

 スペースは第一展示場E-19b!当日はポスターも用意するのでたぶん遠目に見ても分かると思います。

↓試聴動画のリンクはこちら↓





※  ※  ※



 アルバムの宣伝自体は別の場所で散々しているのと、曲の裏話とかのライナーノーツ的なのは全てが終わってからやると決めてるので、ここから下は当日の注意事項等を書き連ねていきます。

  • 当日のスペースは第一展示場のE-19bです。流通センター入ってから左側の建物です。

  • 当日はスペースにTaWとヘルプのりょくちゃくん氏がいます。ただ、お昼前後辺りにTaWがCDを買いに行ったりあいさつに回ったりするために15~30分ほどスペースを留守にします。
    離席時はTwitterで報告するため、「あいついねえな」と思ったらTwitterをご覧ください。

  • 今回のお品書きは以下の通りになります。
    - TECHNO-LOGIC (TaW新譜) ¥1,000
    - ユメみがちメトロ (おつきさまおんえあ様より委託) ¥1,500

  • 例の感染症対策(とTaWがそもそも貸し出し用のを持ってない)のため、スペースには試聴用端末やヘッドフォン等を設置しません。CD試聴コーナーをご活用ください。
    ただ、試聴リンクのQRは設置する予定なので、環境がある方はご自分の端末で試聴できます。

  • 取り置きは承ります。TwitterのDMや当ブログのコメント欄に書いていただけると幸いです。

  • 開会直後の5千円札、1万円札でのお支払いにつきましては、申し訳ありませんがお断りさせていただく場合がございます。

  • 差し入れについてですが、できれば荷物を増やしたくないと思っているため、申し訳ありませんがお断りさせていただきます。

  • 混雑時のスペース前での長時間の雑談等はご遠慮ください。とは言え、話しかけていただけるだけでもTaWはめちゃくちゃ喜ぶのでお気軽にどうぞ。

  • 撤収は終了15分前辺り(15:15~)を予定しています。

 また、先日Twitterで頂きましたCDの委託頒布の件ですが、現時点では「当日残った枚数及び需要枚数に依存する」と回答させていただきます。とは言え、前向きに考えてはいる(流石に私の新譜を欲しいと言ってくださっている方を無視するようなことはしたくない)ので、M3当日行けないという方もご安心頂ければ。
 2023.05.05追記:BOOTHでの委託頒布が決定しました。現在入荷準備中となっておりますが5/10ごろには購入可能になると思います。



  というわけで当日よろしくお願いいたします~~~~!!!

 皆様こんばんは。TaWでございます。例によって大晦日はRiJを見て過ごしています。休暇を満喫することを躊躇しないでください!

 
さて、今年もおかげさまでそれなりの数のBMSを世に出すことができたわけですが、せっかくなのでざっと振り返ってみることにします。RiJの配信を見ながら書いているので多少の粗さが出てしまうかもしれませんが、見つけ次第年明け後に修正します。

 この振り返りが来年の自分の成長につながることを願いつつ…。
 それでは、見ていきましょう。

全力疾走チャレンジ(from BOFoonXVII)
 いきなりネタBMSからスタートです。これ数に含めていいのか…?
当初の予定ではBOFoonに出すのは昨年の年末に出した2だけの予定だったのですが、年始早々急に1つ出したくなったため数時間ぶっ通しで作りました。年始早々、しかもくだらないネタのためにデスマをする羽目になったこの件が、この後のことを暗示していたのかもしれません。知らんけど。

Blizzard Wing (from BMSをたくさん作るぜ'22)


 4rcad1aの制作後記にも書きましたが、当時私は絶賛スランプの真っ最中で新曲が書けず、急遽2016年ごろに制作した楽曲のリメイクで参加しました。当時スケールやコード進行への理解が浅かったこともあり(そこ、「今もだろ」とか言わない)、メロディへのコードの割り振りや楽曲の再構成にかなり苦労しました。逆に、最近あまり作らなくなった音ゲーコア的な方面の楽曲だったため、技術とか関係なくいかにも音ゲー音ゲーした曲を書きたい、という思いが強かった当時だからこそノリと勢いで書けた曲だと思います。
 やっぱり無理やり合わせた弊害か、コード進行には結構メスが入りました。とは言え、王道音ゲースタイルで派手な高難易度譜面を作りやすいタイプの楽曲でもあったため、作っていてかなり楽しかったです。

Juvenile leaves (2022 rework)(from BMSをたくさん作るぜ'22)


 こちらも過去作(2017年春作曲)のリメイクです。原曲はYouTubeに上げていましたがサビ後半のスケール外しがあまりにも酷過ぎたので消しました。その後リメイク版をPhysitaker様のコンピレーションアルバム『RHYTHM GAME ESSENTIALS』に収録していただき、今回は2回目のリメイクとなります。
 改めて聴いてみると急いで作ったため音源がいろいろと粗っぽいですね。これは'00年代の初期の音ゲーTRANCECORE(もっと言えば某Sさんの作品)へのリスペクト的な側面があるため敢えて古めの音を使用したためでもあるのですが、それにしても流石にメインリードの音はもっと拘れただろと思います。

ヘビーロブスター (from はるかぜ音楽祭)


 コピーBMS。個人的にカービィシリーズで特に思い入れが深いのが鏡の大迷宮、参ドロ、USDXなのですが、その中でも耳コピが簡単そうなのを…(音感に自信がない)ということでこの曲を選びました。少々選曲理由がアレですが、それを抜きにしてもメカボスが急発進して後ろから迫ってくる緊張感が出ているカービィらしい演出とマッチした楽曲なので普通に好きな曲です。
 インプレではさすがに尺が短い!と言われたのですが、譜面のレパートリーを2ループ分用意できなかったので1ループのみになったという実情があります。シンプルな繰り返しパートメインの曲は派手な譜面を作るのが難しい…。

N.O.V.A. -Out of Control- (from はるかぜ音楽祭)


 こちらが本命でした。銀河に願いをのシューティング面の曲は実は私がゲームミュージックとしてのテクノに目覚めたきっかけの楽曲のため、いつか絶対にBootleg(非公式アレンジ系について私はリミックスと呼ばずに敢えてそう呼ぶことにしています)を作りたいと思っていたため、今回その目標が達成されたことになります。
 納期の都合上GW前後の期間返上で制作したため、ミックスの仕上がりとしては少々粗削りになってしまったのも事実ですが、イベントでは結構好評をいただいたようで良かったです。「メカメカしさ」というのでしょうか、あの金属的で重厚な雰囲気いいですね…。
 因みに余談ですが、ロボプラのアレ(わかる人にはわかるネタ)要素をギミックで入れた「Heartless」という差分を作りかけていたのですが、納期に間に合わず断念しました。

Shining Spirits (from Blessed Magical Story)


 2時間DTMチャレンジを自主的にやったらいい感じのができたため、多少編曲してBMS化しました。
 実を言うとこのイベント、当初やる予定だったネタが間に合わず、やむなく辞退することを考えていたのですが、上記の過程で何とか生成に成功したためそのままノリと勢いで出ました。後悔はあまりしてません。
 作った側としてはRPGの通常戦闘曲イメージだったのですが、某氏からSTGっぽいというインプレを頂いて勧められた曲を聴いてみたら成る程、確かに近いテイストを感じました。STGというと弾幕シューで有名な某C社や水棲生物モチーフボスでお馴染みの某T社の影響でテクノ方面の印象が強かったのですが、ロック系統もあるんですね…。いろいろ知見を深めなきゃ…。

電光 (from BMSかん字ドリル2年生)


 A-1 10thで発表した作品『紫電 (SHIDEN)』の続編的位置づけの作品。4rcad1aの制作後記にも書きましたが、4rcad1aとタイトルが逆になる可能性がありました。
 今年でBMS作家デビューから5周年を迎えるにあたり、以前作った作品の正統後継的エッセンスの作品やオマージュ的要素を入れた作品を作ることを今年やりたいことの1つとしていたため、かなり力を入れた作品です。ただ、最終調整をギリギリまで行った代償としてBGAを依頼するだけの猶予が無くなり、BGIでビジュアル面は挑むことになり、それが評価面でディスアドバンテージになった可能性はあります。それでも、やはりSTGや戦闘機方面に造詣が深いraiiさんに制作を依頼しただけあり、非常に高クオリティなBGIで依頼した側としては120%満足しています。自分の作品にかっこいいビジュアルが付くのは良いですね。raiiさんありがとうございました!
 イベントでの評価は少々しょっぱいことになってしまい、内心不本意な結果で終わってしまって心残りはありますが、兼ねてからやりたかったヴォーカルもののDnBを作ることができたのでかなり気に入っている作品です。

4rcad1a (from BOF:ET)


 この記事を読みましょう。すべてをここに書いたので改めて書くことはないです。サイバーパンクはいいぞ。

Episode 0ne (from BOF:ET)


 詳しくはこの記事を読みましょう。記事に書きそびれた内容を補足すると、この曲も上記の「以前作った作品の正統後継的エッセンスの作品やオマージュ的要素を入れた作品」カテゴリーに入ります。まあ半分結果論ですけど。'00年代的サイバートランス、再注目されてくれ~!!あ、もちろん昨今のプログレトランスも好きです。

Ein Lichtblitz (from アートなBMS) これも過去作リメイクです。リメイクに始まりリメイクに終わる。そんな年があってもいいじゃない。
 インプレではギミックが賛否(思いっきり「否」寄り)両論でしたが、別のところでも言及したとおり、ギミックの設計ミスは地雷の間隔と地雷のダメージ量のみのため、残りは想定通りの挙動です。というかそもそも原曲自体音ゲー的ギミックを想定して作曲しているため、「そういうもの」と思っていただければ幸いです。ギミック譜面にも今後は色々実験も兼ねて手を出してみたいですね。



 昨年のBOFの結果の影響で喜びの反面年始早々スランプに陥ったためいろいろ苦しい1年ではありましたが、BMS作家、およびアマチュア音ゲーコンポーザー(自称)としてかねてからやりたかったことに挑戦でき、また界隈の色々な人とも交流できたため良い1年だったと思います。
 来年は外部の意見を過度に受けすぎず、同時に成長も怠らずに自分らしい作品を引き続き楽しんで作っていきたいと思う所存です。
 今年1年ありがとうございました。来年もTaWをよろしくお願いいたします。

 あ、今年残り10分しかねえ!!!!

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